アップルがWi-Fi機能を搭載した「iPod touch」を発表、好きな曲が“ワンタッチ”で手に入る

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070906/281387/?ST=ittrend

iPod touchは、3.5インチ(320×480ピクセル)のパネル上で指を動かすだけですべての操作を完結することができる。さらにWi-Fi機能を備えており、標準搭載するWebブラウザsafariを使ってインターネットにアクセスできる。

デザイン、機能が非常に良いと思い、早速、アップルストアで8Gのタイプのものを予約購入しました。10月始めに届くようなので、使ってみるのが今から楽しみです。使ってみた印象は、後日、本ブログでコメントしたいと考えています。

スイス人女性被告 再び勾留 東京高裁が決定

http://www.asahi.com/national/update/0908/TKY200709070416.html

被告の公判をめぐっては、地検が控訴と同時に、被告を職権で勾留するよう地裁に申請。地裁は即日、被告の勾留を決定した。しかし、被告側が抗告し、高裁刑事4部が今月5日、無罪判決を出した地裁が再び勾留するのに「特段の事情があるとは認められない」とし、地裁の決定を取り消していた。

先日、

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20070828#1188258615

とコメントした事件ですが、勾留→勾留取消→勾留という、かなり異例の展開となったということです。
上記の東京高裁刑事4部の判断は、新聞で読みましたが、無罪判決後の勾留について、かなり高いハードルを設定する内容になっていて、画期的であると感じると同時に、刑事訴訟法に定めがない部分について判例により新たな要件を設定することになり、検察庁が特別抗告でもするのではないか、と思っていました。東京高検は、特別抗告という選択ではなく、東京高裁への記録到達に伴い、審理を行う裁判部に対して、職権発動による勾留を求める、という方法を選択したようですが、この結論は、現在の刑事訴訟法の解釈としてはやむをえないかもしれません。この点は、立法による解決が必要ではないか、という気がします。

法務省で新しく検事に任官した71人に対する辞令交付式が行われる

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20070907/20070907-00000830-fnn-soci.html

今回、新しく検事に任官したのは71人で、そのうち女性は25人だった。
任官者に占める女性の割合は、過去最高となった。

テレビのニュースでも辞令交付式の模様を見ましたが、自分が20年近く前に新任検事として辞令交付を受けた時のことや、その後の昼食会の席上、当時の高辻法務大臣(元最高裁判事)から、温かい励ましのお言葉があったことなどが、昨日のことのように思い出されました。
私自身は、志半ばにして検察の世界からドロップアウトしてしまい、法曹界の片隅で細々と生きて行く、しがない弁護士になってしまいましたが、新任検事の皆さんには、法曹界の王道を歩み、法律家として大成してほしいと思います。

検事キムタクと弁護士幸四郎が火花散らす「HERO」

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200709/gt2007090619.html

久利生と、松本幸四郎演じる大物弁護士・蒲生が火花を散らす場面が、感動的だ。元検事でもある蒲生は、久利生に「検事は出世のために被害者を追い込む冤罪(えんざい)事件が多いね」とたたみ掛ける。久利生は「出世なんか考えない。加害者に罪の重さと被害者の悲しみを気づかせるのが僕の信念だ」と答え、寝食を忘れて証拠捜しに奔走する姿が熱い。

この映画のリーガルアドバイザーでありながら、まだ観ていなかったので、公開初日の本日、観てきました。脚本をチェックする中でストーリーは一通り知っているわけですが、演出の段階でいろいろとアレンジされた部分も多く、また、笑えるところ、考えさせられるところなど、見せ場もいろいろとあって、かなり楽しめました。
法律家の端くれとしては、やはり、粘り強く事件に取り組み、証拠を精査し、面倒がらずに現場へも行って、何事も自分の目で見て確認することの重要性を改めて強く感じました。