「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」

 

興味を感じて、読んで(正確にはオーディブルで聴いて)みました。なかなか刺激的であり、かつ、参考になる内容でした。

私は弁護士ですから、時々、遺産分割事件を受任して担当することもありますが、遺産を巡り、肉親者の間で争いが起きる姿を見ることになります。そういう遺産を、亡くなった人が、考えて残していることは、まずなく、特に考えもなく残し、争いの種を残して世を去っている印象を受けることが多いです。

そういうことになるよりは、あの世に財産を持っていけるわけでもなく、生きている間に有益に使い切ってしまうというのは、1つの生き方という気がしました。

本書では、ただ単に使い切ってしまえというのではなく、そのための具体的なノウハウをいろいろと提言していて、興味深く通読できました。

Googleスマホ「Pixel」の出荷台数が急激に伸びていた…「iPhoneより3割も安くて〇〇」だから納得

Googleスマホ「Pixel」の出荷台数が急激に伸びていた…「iPhoneより3割も安くて〇〇」だから納得 - いまトピライフ

2023年10~12月のGoogle(グーグル)のスマートフォン「Pixel」の出荷台数が、前年同期比527%の91万台と急激に伸びている。

「カメラ性能の良さや編集機能の優秀さ、Google アシスタントを使った音声認識とネット検索の連動といったソフトウェア企業ゆえの強みが徐々に日本の消費者に認識されるようになり、さらにiPhoneと比べた際の『価格の安さ』にも後押しされ、人気に火が着き始めたという感じ」(大手キャリア関係者)

こんなに伸びているとは知らなかったのでびっくりですね。

私はPixelFoldを持っていますが、PixelはPureAndroidで癖がなく使いやすいですし、Googleが最新技術を惜しみなく投入している上でiPhoneより割安ですから、使って得はあっても損はないと思います。

最近はPixel watchのようなAndroidで使えるスマートウオッチもいろいろありますから、そういう面でも便利になりました。

日本はiPhoneの牙城ですから、今後も当面はiPhoneの優位が続くと思いますが、現在の、iPhoneの一人勝ち状態は徐々に変わっていって、Androidの比重が上がっていくことにはなると思います。

「アップルカー開発断念」はEVブーム終焉のサイン?トヨタら日本勢はチャンスを活かせ

「アップルカー開発断念」はEVブーム終焉のサイン?トヨタら日本勢はチャンスを活かせ(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース

EVの成長ペースが鈍化しHVやPHVが当面の電動化の“現実解”との見方が広がる中で、トヨタを筆頭とする日本車各社は、市場に合わせた展開で巻き返しの好機を見いだしつつある。  

だが、大きなうねりとしてBEVが主流になる動きは、長期的に見ると変わらないはずだ。

日本でも「反EV」の人々がいて、EVを目の敵にしてディスったりしていますが、世界的なEV への流れはもう止まらないと思いますし、最近の動きは、流れが急激すぎた反動が来ていると見るべきであって、流れが変わるサインではないと私は感じています。

ただ、内燃機関かEVかという、二者択一的な発想は正しくないとも私は考えていて、大きな流れとしてはEV化していっても、魅力ある内燃機関の車は残るでしょうし、EV以外の脱炭素エンジンも、確固たるものとして発達していく可能性があります。

過渡期であり、あれかこれかといった単純な発想にとらわれず、より良い技術の進歩、発展という見地で視野を広くとって見ていく必要があると思います。

坂の上の雲(一)

 

坂の上の雲」は、通しで2、3回くらい読んでいるのではないかと思いますが、最近、通しでは読んでいなかったので通しで読みたくなり、一気に読むのは大変なのでポツポツと読むことにして、まず、第1巻を読みました。

明治維新後、士族が新たな生活を模索する中で、秋山兄弟が志を抱いて上京し、思いがけず軍人としての道を歩み始めるあたりまでが描かれていて、出身地である松山の風景を思い浮かべつつ、じっくり読みました。秋山真之の親友である正岡子規の歩みも、文化面の動きとして興味深く、両者を並行して描いた司馬遼太郎の慧眼を改めて感じました。

じっくり読み進めて、今年の年末までには通読したいと考えています。

【速報】「トケマッチ」の運営会社元代表の男(42)に業務上横領の疑いで逮捕状 高級腕時計シェアリングサービスを悪用か 警視庁

【速報】「トケマッチ」の運営会社元代表の男(42)に業務上横領の疑いで逮捕状 高級腕時計シェアリングサービスを悪用か 警視庁(日テレNEWS NNN) - Yahoo!ニュース

容疑者は利用者から預かったロレックス1本を今年1月、大阪府の古物商で65万円で売却し、着服した疑いが持たれています。

捜査関係者によりますと、トケマッチをめぐっては、13都府県で44件の被害届を受理しているということです。

ネット上に出ている、この容疑者のプロフィールを見てみましたが、最終学歴は高卒で、不動産会社に勤務していた経験はあるようですが、この種のアイディアを独創的に持って起業するような人物には見えにくいものがあります(あくまで印象ですが)。

あくまで可能性ですが、この人物は前面に出ている一種のダミーで、背後に隠れた黒幕的な人物(個人というより複数による組織、警察当局が最近言う匿名・流動型犯罪グループとか)があって、こういう仕組みを作ることで高級時計を多数集めて、ある時点で、それらを一気に処分して売りさばき、会社を畳んで逃亡するという、そういう極めて大掛かりな詐欺スキームだったということはあり得るでしょう。

普通の経営者なら、会社をたたんだ際には、債権者に説明、謝罪して回るとかするものですが、この容疑者はいち早く海外へ逃亡したとのことで、やり口に操られたダミー的なものを感じます。お前は体をかわしておけ、とでも言われて動いている気配を感じます。

そういった実態が徐々にわかってきて、警察当局が全国で被害届を次々と受理する流れになっているような印象を受けます。

あくまで印象、推論です。

ネットで先鋭化する“境界知能” 障害とは診断されない“はざま”の生きづらさ 「レッテル貼りに使われると検査や支援の検討困難に」専門家は危惧

ネットで先鋭化する“境界知能” 障害とは診断されない“はざま”の生きづらさ 「レッテル貼りに使われると検査や支援の検討困難に」専門家は危惧(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース

 境界知能の特徴は「注意」「記憶」「言語理解」「知覚」「推論・判断」の5つの認知機能に現れる。勉強ができないとやる気がないと勘違いされたり、状況が読めずに対人関係で失敗してしまうことがある。

昔、ある地方検察庁で勤務していた時、女性被疑者による殺人未遂事件の捜査を担当したことがあり、その被疑者がこの境界知能でした。交際していた男性に刃物で切りつけたという事件だったと思います。簡易鑑定を行ったところ、鑑定医が、境界知能だが家族に支えられて問題なく過ごしていたのが、男性との交際の中でそういう環境を失い追い詰められて犯行に及んだのだろうといった意見を述べていて、殺意を認定することも可能な事件でしたが、上司とも協議し、情状面も汲んで敢えて傷害罪で起訴し、確か執行猶予付きの有罪判決になった思います。

持って生まれたものですから、そういった境界知能の人々も生きやすい、暮らしやすい社会を築いていくことが重要でしょう。

トランプ氏、全勝の勢い 民主と共和、候補指名へ16州・地域投票 スーパーチューズデー・米大統領選

トランプ氏、全勝の勢い 民主と共和、候補指名へ16州・地域投票 スーパーチューズデー・米大統領選(時事通信) - Yahoo!ニュース

共和党は15州で実施され、独走中のトランプ前大統領(77)がヘイリー元国連大使(52)に全勝し、指名獲得を確実にする勢いだ。

報道を見ていると、アメリカの保守派、国粋主義者に支持されたトランプの勢いが強く、大統領に当選する可能性もかなり高いのではないかと感じられます。

そうなった場合、アメリカ優先、他国の都合は後回しという政策が次々と採用される可能性が高いでしょう。日本も防衛努力をさらにも求められ、多大な負担を求められることになる可能性が高いと思います。

負担は、頑張ればなんとかなりますが、怖いのは、日本が核攻撃を受けるような事態になっても、アメリカが核で報復せず日本を見捨てることでしょう。アメリカ本土、アメリカ国民が核攻撃を受ける危険を冒してもアメリカが核で報復するのかを考えた際、トランプの言動を見ていると、そこまでやってくれるとは考えにくいものがあります。それを見越して、近隣の敵対国が核で威嚇してくるということも十分にあり得ます。

現在の日本では、アメリカと同盟関係になれば日本は安泰という風潮が主流ですが、日本全土にアメリカの基地があるということは、日本を守ることに資する反面、日本が攻撃される原因にもなります。世界中で敵がいるアメリカの同盟国であるだけで、アメリカと一体と捉えられて攻撃対象になる、そういうリスクを真剣に考えたことがある日本人は多くはないでしょう。

日独伊三国同盟で、特にドイツに依存して破綻した歴史もあり、特定の国に依存しすぎることの危険、リスクを、冷静に検討しつつ日本の今後を考えるべき時期に来ているような気がします。