「戦争から利益を得ることはしたくない」Oryx創設者が語るウクライナでの“OSINT最前線”《世界初インタビュー》

「戦争から利益を得ることはしたくない」Oryx創設者が語るウクライナでの“OSINT最前線”《世界初インタビュー》(文春オンライン) - Yahoo!ニュース

中でも、撃破された兵器の写真や動画をカウントし、ロシア・ウクライナ両軍の損耗兵器をリスト化しているオランダの軍事情報サイト Oryx に世界的な注目が集まっている。Oryxが作成した損耗リストは、ロシア軍の多大な損害を物証付きで明らかにしており、CNN、BBCNHKといった世界中のメディア、さらにはイギリス国防省でも信用できる情報源として引用されている。現在、 Twitter のフォロワーは約43万人だ。

日本は平和憲法を持つ平和国家ですが、そうであることは、軍事、戦争について無関心、無知で良いということにはならないでしょう。むしろ、平和であるために、平和を維持するために、軍事、戦争に関する様々な情報を収集し活用する、そういう姿勢、活動が不可欠だと思います。そのために、こういった情報源は十分に活用すべきでしょう。

私自身も、世界情勢の緊迫化や日本周辺の防衛環境の緊張に伴い、軍事、戦争に関する記事を読んだり関連図書を読んだりという機会が増えていて、今後も、一日本国民として、できる勉強をしていきたいと考えています。

「徳川家康と今川氏真」

 

NHK大河ドラマ「どうする家康」でも、徳川家康今川氏真の確執、対決や和解が描かれていましたが、本書を知り、両者の関係が史実ではどうだったのかと思って通読してみました。

読んでみて興味深かったのは、最近になって判明したようですが、今川氏真の妹(武田義信の元妻)が、徳川秀忠の上臈(家老)として長年仕えていて、おそらく、徳川家の大奥に今川流の作法を定着させ、また、武田家や今川家の旧臣たちの相談に乗り徳川家への仕官の道を開いていたことでした。駿河遠江三河の旧太守として、今川氏真徳川家康と良好な関係を継続しつつ、徳川家に協力していた軌跡が、本書では明らかになっていて、参考になりました。

戦国大名としては成功できなかったものの、徳川家康との関係を維持しながら、したたかに生き抜いた今川氏真の生涯への理解が深まりました。

「豊臣秀頼」

 

最近、同じ著者の

を通読したので、淀殿の次は豊臣秀頼だなと思い、こちらも通読してみました。

豊臣秀頼というと、豊臣家を滅亡させた暗愚な2代目という語られ方がされがちですが、著者は、そういった徳川史観的なものに対抗しようという意気込みで本書を書いています。確かに、史実に基づいて浮き彫りにされる豊臣秀頼は、徳川家康に、考えた上で対抗しようとした形跡があり、ただ漫然とされるがままでいたわけではないようだという印象を、読んでいて受けるものがありました。

ただ、「淀殿」から読んでいて感じたのは、豊臣家として天下を治めていく力を失っていたにもかかわらず、現実に応じた対象ができず、自滅してしまったということであり、それは単に淀殿豊臣秀頼だけの問題ではなく、関ヶ原合戦で支えるべき武将らを失い、有能な補佐役に恵まれなかった不運、不幸にもよるのだろうということでした。

今後、NHK大河ドラマ「どうする家康」でも、淀殿豊臣秀頼が登場することになるはずですが、その予習にもなって、有益な読書でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岸田首相襲撃 男を鑑定留置へ 期限は9月1日

岸田首相襲撃 男を鑑定留置へ 期限は9月1日(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) - Yahoo!ニュース

期限は9月1日までで、近く始まるとみられる。

期間はほぼ3ヶ月で、鑑定留置としては一般的な期間と言えるでしょう。

黙秘しているから直ちに精神的に問題があるということにはなりませんが、報じられているような被疑者の日頃の行動や行っていた訴訟と、本件での手製爆発物を製作して投げつけるという行動の間に、動機が解明されていないだけに飛躍は感じられ、将来、公判で責任能力が争われてくる可能性は一定程度あるように思われます。

どういった罪名で起訴していくかを捜査する一方で、責任能力についても慎重に検討しておくというのは、手堅い対応という印象を受けます。

ただ、黙秘型の被疑者の責任能力の鑑定は、鑑定人としても大変そうだなという印象も受けます。

 

巨人・坂本勇人の本塁打が“取り消し” リプレー検証の結果二塁打に…スタンド騒然

https://news.yahoo.co.jp/articles/381706790c820a76c84b52c644bc963c50ddf297

一旦はスタンドインと判定されたものの、中日側のリクエストによるリプレー検証の結果、外野フェンス最上部に当たっているとされ、判定が変更された。

最近、東京ドームでプロ野球を観戦する機会があったのですが、微妙なプレーにはリクエストが出されて、その間、球場内にも大画面で、そのプレーが様々な角度から映像で流され、おそらく、そういった映像を審判らが確認していると推測されますが、リクエストに対する判断が、観客が見ていても納得できる形で示されていて、随分と合理的なシステムになったものだと感じました。

昔、日本シリーズのヤクルトー阪急戦で、大杉の打ったレフトへのホームランを阪急の上田監督がファウルだと猛抗議して、長時間、試合が止まったことがありましたが、今なら映像判定で適切な判断が示されていたでしょう。上田監督が生きていたら、良いシステムになったものだと言うと思います。

「今でも自分を責める」…偽りの恋に落ちた女性が告白 国際ロマンス詐欺の手口と後遺症

「今でも自分を責める」…偽りの恋に落ちた女性が告白 国際ロマンス詐欺の手口と後遺症(産経新聞) - Yahoo!ニュース

金銭を要求する理由はさまざまで、出張先での銀行口座の凍結や身内のけがなどが突然起こり、生活に苦しむ外国人を演出。恋愛感情を抱いている被害者は「自分が助けるために何とかしなければ」という「マインドコントロール」のような状況に陥ってしまい、大金を支払ってしまう。

私も、検事から弁護士へとなって、数多くの詐欺事件を見てきましたが、巧妙な詐欺というのは、実に巧妙に仕組まれていて、騙される側がなかなか気づいたり見破ったりしにくい面があるように感じています。

人の心の弱さや寂しさにつけ込む側面もあって、そうであるからこそ詐欺事件がなくならないのでしょう。

知らない人からお金を要求されたら、詐欺ではないかと疑ってみる、必要に応じて他人に相談してみるということを、常日頃から心がけておくことが必要ですが、心がけているから避けられるとも限らないのが難しいところです。

 

G7サミットで「お好み焼き」外交はなぜ?…岸田首相の忘れられない味

G7サミットで「お好み焼き」外交はなぜ?…岸田首相の忘れられない味(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

1945年8月に原爆が投下され、広島は一瞬にして焼け野原となった。鉄板の上で簡単に作れるお好み焼きは食糧難に苦しむ人々の空腹を満たし、復興を象徴する食べ物になったとされる。

私は広島で生まれ育ち高校生の時まで暮らしましたが、家の近所にはお好み焼き屋があって、近所の人が日常的にそこで食べていましたし、学校の帰りに学校近くのお好み焼き屋に立ち寄ったり、至って日常的に食べていたことが思い出されます。昭和50年代頃は、300円余りとか400円前後くらいで食べられた記憶ですが、それに比べると、今は値段も上がったなという印象が強いですね。

とは言え、比較的安価に、手軽に食べられるので、私も、たまに広島に帰省すると好んで食べています。最近は東京都内でも食べられる店が増えているのは嬉しいです。