猛暑の避難所対策は 学校体育館空調整備 未設置36市町村、財政ネック 【災禍に備える 房総半島台風・豪雨5年】

猛暑の避難所対策は 学校体育館空調整備 未設置36市町村、財政ネック 【災禍に備える 房総半島台風・豪雨5年】 | 千葉日報オンライン

健康被害を防ぐため、夏場の避難所のあり方が課題に浮上した一方で、避難所になることが多い学校のほとんどの体育館には空調設備が設置されていないのが現状だ。

私が子供の頃、通っていた小学校には体育館が建ったばかりで、皆、喜んで使っていたものですが、エアコンはなく、エアコンを体育館に設置するという発想自体がありませんでした。そもそも、教室にエアコンはなく、夏は暑くてもそれで済んでいたものでした。

しかし、いまやこの暑さですし、日本全国、どこで最大が起きるかわからない中、体育館はそういった非常時の避難場所、仮に寝起きする場所として重要性がかなり高まっていると言えるでしょう。

それだけに、住環境を整備し、避難した際に必要な寝具、非常用の食料等々、備蓄しておくべき必要性も高まっていることを感じます。

かつてこうだったからという先入観を捨て、今、何が必要かを考え準備していくことが求められていると感じます。