アメリカで相次ぐ“集団略奪” 被害額は14兆円にも フィラデルフィアで100人の若者がアップルストアなどに押し入る

アメリカで相次ぐ“集団略奪” 被害額は14兆円にも フィラデルフィアで100人の若者がアップルストアなどに押し入る | TBS NEWS DIG (1ページ)

アメリカ東部フィラデルフィアで100人もの若者がアップルストアなどの小売店に押し入り、商品を略奪しました。アメリカでは、こうした略奪行為が大都市に広がっています。

こうした略奪行為は全米の大都市に広がっていて、盗難や万引きなどによる小売店の被害額は、去年、14兆円に上りました。
背景には急激なインフレによる生活苦や、コロナ禍を経てインターネットでの転売が容易になったことなどもあるとみられます。

アメリカは、言うまでもなく豊かな超大国ですが、貧富の差も激しいようで、貧しい人はひどく貧しく、人種、民族、収入差などで社会の分断が深刻に進んでいます。そういう中で、大規模、広範囲な集団略奪行為が起きているのでしょう。

ひるがえって、日本でこのようなことが起きるかというと、今はそういう状況ではありませんが、10年、20年、30年といった時間軸で見れば、貧富の差が大きく広がり社会が分断されて、暴動、略奪といったことが起きる社会になる可能性は排除できないと感じます。

治安というものは、人々が幸福に暮らせる社会であってこそ保てるもので、そういった幸福な生活が崩れれば治安も崩壊していきます。余談を許さないものがあるように思います。

記事にあるような事態が生じる国にならないように、何をすべきか、真剣に考え実行すべきでしょう。