「肺がん可能性」2度報告でも医師間で情報共有されず…治療開始遅れ女性死亡

「肺がん可能性」2度報告でも医師間で情報共有されず…治療開始遅れ女性死亡(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

市病院局によると、女性は2017年12月と21年12月に骨折で入院。CT検査をした放射線診断科医が2度とも報告書に「肺がんの疑いがある」と記載した。しかし、注意喚起などはなく、当時の主治医らも報告書を確認しなかったため、女性をそのまま退院させていた。

医療過誤に関する報道を見ると、カルテ、報告書に書いたが読まれなかったので発見が遅れた、といったパターンをよく見る印象がありますが、書いておけば必ず読まれるとは限らないので、こういう時代ですから、病院内SNSでも作っておいて、気がついたことは、気づくべき人が認識するように書き込む、というシステムにはできないのでしょうか。重要度が高いことは、既読になったかどうかが送信側にわかるようにしておく、既読になった上で返信するように要請できるようにしておく、といったシステムにしておけば、読まれず、気づかれず放置される事態を最大限防止できるでしょう。

そういったことをするのに、それほど高度なシステムは必要ないはずです。

お金をかけて高度なことをするのも結構ですが、身近なところで効果的なシステムを有効に使うことも大切という気がします。