“発祥の地”でも激減 超高齢化社会なのに老人クラブが細るわけ

“発祥の地”でも激減 超高齢化社会なのに老人クラブが細るわけ(西日本新聞) - Yahoo!ニュース

高知県立大の田中きよむ教授(地域福祉論)は「価値観が多様化し『自分はまだ若い』という人も多い。婦人会も含め伝統的な組織は現代のニーズに合わなくなっている。高齢者が積み重ねた経験と技術を生かして、防災や文化振興などで地域に貢献できる組織に転換するべきだ」と投げ掛けている。

そもそも「老人クラブ」という名称に抵抗感を持つ人が増えているのではないかと思います。また、インターネットが普及しSNSなどで気軽につながれる現状で、かつてほど老人クラブに入る必要性を感じない人が増えていることも推測されます。リアルな集まりに入れば、人間関係など何かと面倒なことも起きてきますが、ネットのつながりながら、面倒になれば切ってしまえば終わりですから、そういう気楽さも好まれている可能性もあるでしょう。

ただ、防災とか緊急時の相互扶助といった面では、リアルなつながりにも大きなメリットがあり、今後は、リアルとノンリアルを組み合わせた、新しいスタイルに変えていくべきではないかと感じます。