大島康徳さん死去、70歳 中日で2度のリーグ優勝貢献 大腸がん闘病「余命1年」宣告から4年8カ月

大島康徳さん死去、70歳 中日で2度のリーグ優勝貢献 大腸がん闘病「余命1年」宣告から4年8カ月(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース

大島さんは自身の現役生活を「私には記録という記録はない。中途半端な人間だと思う」と振り返る。それでも、83年に36本塁打で初の本塁打王を獲得したほか、代打としても勝負強さを発揮した。日本ハム移籍3年目の90年には当時最年長の39歳10カ月で通算2000安打を達成。2006年には第1回ワールド・ベースボール・クラシックWBC)日本代表の打撃コーチとして世界一に貢献した。

 私がプロ野球をよく見ていたのは、自らが野球をやっていた中学、高校当時で、昭和50年代ですが、当時は広島カープの好敵手が中日ドラゴンズで、大島氏の打棒はカープファンにとって脅威であり、苦々しいものでした。訃報の動画で当時のスイングを見ると、実に良い振りをしていて、ホームラン王、2000本安打にもうなずけるものがあります。記録にも記憶にも残る名選手でした。

その生涯は残念ながら長いものではありませんでしたが、中身の濃いものであったと思います。ご冥福をお祈りします。