http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121129-00000026-spnannex-base
バース氏は８３年から８８年まで阪神でプレー。８５、８６年と２年連続の３冠王に輝き、特に８５年にはチームの２１年ぶりの優勝に大きく貢献した。大フィーバーの中、ケンタッキーの人形が「バースや、バースや」と道頓堀川に投げ込まれたのは今でも語り草だ。
ブーマー氏は阪急時代の８４年に３冠王を獲得。日本で１０年間プレーし通算１４１３安打を放ち、ＣＭにも出演するなどして親しまれた。
バースもブーマーも、私が20代当時に大活躍していた選手で、当時は今よりもはるかに熱心に野球を見ていただけに、当時の姿が今でも脳裏に蘇ります。特に、大技も小技も得意で縦横無尽に打ちまくり、阪神タイガースの守護神のような存在だったバースの印象は強烈ですね。
バースやブーマーよりも前の外国人選手は、長打力はあっても大味で打率は低い、といった選手が目立っていたような気がしますが、バースやブーマーは、三冠王も取るような、バランスが取れた強打者で、日本の球界への適応力が非常に高かったことが思い出されます。こうした名選手は、何らかの形で、是非、殿堂入りを果たして、その雄姿を、多くの人が懐かしく振り返ることができるようにしてほしいものです。
