盗撮被害防止へ法整備も課題 難しい違法性の線引き【性的画像問題】

盗撮被害防止へ法整備も課題 難しい違法性の線引き【性的画像問題】(47NEWS) - Yahoo!ニュース

応援団の活動エリアを撮影禁止としている東京六大学野球でも、被害は後を絶たない。各校の応援団は東京六大学応援団連盟を組織して運営に当たっている。だが、あるチアリーダーOGは「(盗撮は)各校で対応する問題だと思われている。連盟の役職に就いていたが、忙しくて対策を話し合ったことはない」と振り返る。今年の幹事を務める立教大のあるチアリーダーも「『どうしようもない』でとどまっていた」と野放しに近い状態であることを認める。

 野球場でのこうした撮影は、球場自体が建造物なので、無断撮影を明確に禁じ、無断撮影目的の立入を禁じて周知した上で、無断撮影者を建造物侵入罪で検挙する(とりあえず現行犯逮捕する)という方法があるでしょうね。

構成要件を工夫して、無断撮影行為に刑事罰を科す立法は検討すべきですが、そういった立法がされるまでは、既存の刑罰法令を駆使して対処するしかないと思います。

警察当局も、所詮は撮影程度だろう、と安易に、軽く考えるのではなく、被害にあっている側と連携して、積極的に取り締まる必要があるでしょう。

重要な立法課題だと思います。