「現代思想 2020年1月臨時増刊号 総特集◎明智光秀」

 

現代思想 2020年1月臨時増刊号 総特集◎明智光秀
 

 昨年末に出たもので、最初、ちょっと読んだ際は難しく感じられたのですが、その後、明智光秀関連本を何冊か読んだので、改めて通読してみました。

研究者による論考集で、中には専門性が高くて難易度が高いものもありましたが、現在における明智光秀研究の最前線における議論が次々と展開されていて、実に読み応えがあり参考になりました。

その前半生は今なお謎に包まれ、特に本能寺の変の原因、動機は、今なお大論争が繰り広げられていて、今後も新たな資料による発見が出てくることも大いにあり得るでしょう。

NHK大河ドラマ麒麟がくる」を機に、私も、本書を含む複数の関連本を読んで学べたので、今後も引き続き機会を作ってこの方面の読書を続けたいと考えています。