台風、過去40年で変化 多く、強く、遅くなった… 気象庁が分析(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
勢力が強い中心気圧980ヘクトパスカル未満の台風に絞ると、後半20年間の東京への接近数は前半の2.5倍で、ほぼ同じ強さの台風の移動速度は、前半に比べて後半20年間では36%遅くなっていた。これにより、暴風雨などの影響を受ける時間が長くなっていたという。
このように変わってきた原因がどこにあるかはよくわかりませんが、気候が変化しているのは客観的な事実であり、そういう事実を事実として正面から認識する必要があるでしょう。
人は、過去の経験が長いほど、その経験に照らして動きがちですが、気候については、過去の経験が役立たない、過去の経験に縛られていては判断を誤ってしまうという意識を、各自がきちんと持って、悪天候時の判断、行動に生かすべきでしょう。
避難計画策定に当たっても、その地域地域の過去の天候、それを踏まえた従来の対応の枠に、いたずらに拘泥しないようにしないと、人命に関わりかねません。
そういったことを、記事を読み強く感じました。