なぜ、MVNOのeSIMでApple Watchが使えないのか――総務省・有識者会議でアップルが総ツッコミにあっていた - ITmedia Mobile
日本におけるApple Watchは、各キャリアでiPhoneの電話番号で着信する機能を備えているが、実はApple Watch自体には別の電話番号が振られており、ネットワーク側で同じ番号として振る舞うように動いている。確か、エリクソンがそうした技術を持ち、ソフトバンクやKDDIに納入していたように記憶している。アップルとエリクソンが蜜月関係であり、エリクソンがアップルの仕様に沿った機器を世界のキャリアに展開していると思われる。
MVNOがApple Watchに対応しようとした場合、おそらくそうした装置を自前で導入するか、キャリアから借りる交渉が必要なはずだ。もちろん、その時にはコストが発生するはずだ。つまり、Apple WatchのeSIMに単に電話番号を書き込めばいいという話ではない。
これは知りませんでしたが、そうであれば、MVNOとしてはコストに見合う売上が確保できるか、問題でしょうね。確か、Apple Watchの番号サービスは月額500円と記憶しており、そもそも、大きな売上には結びつきにくいものがあります。
私自身は番号サービスを利用していますが、単体で番号がなくても特に困らないかな、と前から感じています。いつもiPhoneを持ち歩いていて、BluetoothでiPhoneとApple Watchが連動していれば特に困ることはないです。ごくたまに、車の中にiPhoneを置いたまま動いていて、Apple Watchで着信することがありますが、着信できないから困らないかというと特に困りません。
前にやっていたAppleのCMでは、Apple Watchだけ持って踊りながら音楽を聴いている人が出ていましたが、ああいう使い方など、特定の場面で有用で、広く多くの人にとって番号サービスが必要かというと、そこまでいかない気がします。