黒川賭け麻雀が炙り出した「記者クラブ」という癒着組織問題

黒川賭け麻雀が炙り出した「記者クラブ」という癒着組織問題(NEWS ポストセブン) - Yahoo!ニュース

多くの公的機関は記者クラブに記者室を提供しながら家賃は徴収せず、光熱費まで負担する。記者は与えられた部屋で長い時間を過ごしながら会見やレクなどに特権的に参加し、取材を通して関係を深める。とくに検察や警察の取材においては、あの手この手で幹部に近づき、そこから得たリーク情報を特ダネと称して他社に先駆けて報じる記者が優秀とされてきた。

結局のところ、記者クラブというのは、日本人、日本社会、日本の国民性の縮図でしょうね。狭い島国の中で、仲間内だけで寄り固まり、建前と本音を使い分けながら、長いものに巻かれて波風立てずに生きていく。軍国主義全盛なら軍国主義に追随し、民主主義が取って代わると民主主義を礼賛する。物事を突き詰めて考えず、「個」は確立されず、ふわふわと信念もなく生きていく。 そういう日本の中で、記者クラブ制度は、今後もゴキブリのように生き残っていくでしょう。