内戦下のイエメン、動物園の生き物たちも苦闘 餓死したライオンも

内戦下のイエメン、動物園の生き物たちも苦闘 餓死したライオンも(AFP=時事) - Yahoo!ニュース

5年に及ぶ内戦により、国内では数百万もの人が餓死寸前に追い込まれているように、この動物園でも絶滅の危機にあるアラビアヒョウ2頭を含む1159頭の動物たちが命の危険にさらされている。

 日本でも、戦時中、空襲時の脱走に備えて、猛獣が処分されたという悲しい歴史があります。動物園というのは、平和な時代にあってこそ、動物たちが大事にされ、人々が、生活や気持ちの余裕の中で、そこへいって憩いの時を過ごすという場所であり、平和と切っても切れない関係にあると言っても過言ではないでしょう。

動物たちが餓死するような世の中で平和が取り戻されることを祈るとともに、諸外国においても、こうした事態を救済するためにできることはやっていく、そういう協力が必要であることを痛感させられます。