第7世代iPadの画面がちょっとだけ拡大した本当の理由(松村太郎)

第7世代iPadの画面がちょっとだけ拡大した本当の理由(松村太郎) - Engadget 日本版

今回のサイズ拡大の最大の理由は、Apple Pencilに続いてSmart Keyboardにも、エントリーモデルのiPadで対応しよう、というコンセプトでした。

 10月1日に登場するiPadOS 13で、外部メモリやストレージに対応し、ウェブブラウザSafariがデスクトップPCと同等に動作するようになります。AppleiPadMacの間に1000ドル近辺の分水嶺を設けており、日常の大半のコンピューティングは1000ドル以下でこなせるべき、と考えているようです。

iPadは確かに企業や教育機関に大量に導入される需要は尽きないでしょうけれど、ちょっとコンピュータが必要というiPhoneユーザーのニーズに十分答えてくれるデバイス、と言えるでしょう。

10月1日に登場するiPadOS 13で、外部メモリやストレージに対応し、ウェブブラウザSafariがデスクトップPCと同等に動作するようになります。AppleiPadMacの間に1000ドル近辺の分水嶺を設けており、日常の大半のコンピューティングは1000ドル以下でこなせるべき、と考えているようです。

iPadは、ノートPC的な使い方ができつつも、限界はあり、ノートPCとの併用を私もしてきたのですが、上記の記事にもあるような新iPadOSの登場もあり、今後は、日常的な処理はノートPCがなくてもiPadがあれば十分という流れが強まりそうです。

自宅にはPCがなく、時々、スマートフォンではきつい作業をやりたち、という人はかなりいるはずで、iPadとキーボードなら、価格も抑えられ、外に持ち出しやすく、魅力的なものがあります。

iPadとキーボードをうまく使うことで、コストパフォーマンスの良い環境を作ることができる、そこはうまく構築すべきでしょう。