今年の5月にミャンマーで行く機会があり、その後に世界遺産に指定されたバガン遺跡
も見学して、東南アジアの文明、文化に対する興味、関心が高まってきたこともあり、読んでみました。
ちょっと難解なところもありましたが、著者の専門であるカンボジア史を中心としつつ、東南アジアを鳥瞰的に見ようという姿勢には、今後の東南アジアを考える上でも示唆的なものがありました。東南アジアをダイナミックに捉える上で、この本を読めたのは良かったと感じています。
この本を読んでいる間に、アンコールワットや周辺の遺跡群を見学する機会もあって、その上でも参考になるものがありました。