東京・港区の白金や麻布は、かつて一大工業地帯だった…麻布十番は「花街」だった

http://biz-journal.jp/2018/06/post_23792.html
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麻布十番は十数年前まで電車の駅もなく、六本木から流れた芸能人らがたむろするくらいだったが、その後地下鉄2路線の駅ができ、東京散歩ブームもあって、今は賑わっている。
古川沿いは、ほとんどの工場、倉庫はマンションやオフィスビルなどに建て替わっている。それでもかつての名残を見ることができて、銭湯もまだある。麻布十番方面にお出かけの際は、まずは昔の工場地帯を歩き、銭湯に入ってから酒を飲むようにしてはいかがか。

確かに、一般的には「白金」というと、高級、セレブなイメージがありますが(シロガネーゼという言葉も一時流行りました)、記事にもあるように、白金台と白金の雰囲気は、今でも結構違います。白金台付近が「プラチナ通り」といった高級イメージの中にあるのに対し、白金には、町工場もまだ残っていて、下町的な雰囲気があります。
こうした街の変遷は、ずっと見ている人にはわかっても、そうではない人にはなかなかわかりにくいものがあります。歴史好きにとって、こうした街の変遷、歴史というものも興味、関心がかきたてられるものでしょう。そういう見方をすることで、街を、より立体的に見ることができるような気がします。