https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171106-00000054-asahi-soci
名古屋大など国際グループは、宇宙から降り注ぐ放射線を利用して「透視」する技術でピラミッド内部を調べ、中心部に長さ３０メートル以上の巨大空間が見つかったと、英科学誌ネイチャー電子版に２日、発表した。
ＡＦＰ通信によると、エジプト人考古学者らが４日、この発見を批判する声明を発表した。エジプト考古省の科学者が「大ピラミッド内部は空間だらけなことがわかっており、新発見ではない」と話したという。
私は、20年余り前にエジプトへ行って、このクフ王の大ピラミッドも見学しましたが、悠久の歴史、その中での人の小ささ、人生の短さやはかなさといったことを、巨大なピラミッドを目の当たりにしながらしみじみと感じたことが思い出されます。
まだまだ謎が多いピラミッドで、謎の空有発見という上記のようなニュースに接し、当時のことを思い出しながら、少し興奮を覚えました。貴重な歴史的建造物であり破壊しての空間調査は難しいのかもしれませんが、非破壊検査技術などを駆使しつつ、できるだけ謎を解明してほしいものだと思います。そして、また再び、エジプトの地を踏んでピラミッドやスフィンクスなどを見てみたいものだと改めて感じました。
