成田空港の旧管制塔、撤去へ 反対派占拠事件から40年

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180330-00000071-asahi-soci

78年3月、航空機への離着陸の指示などを担う管制塔の最上階の16階の管制室に活動家らが侵入。鉄パイプなどで機器を壊し、書類を窓から投げ捨てた。数時間後に逮捕されたが、開港は5月20日まで延期された。

当時、私は中学生でしたが、管制塔が占拠されて占拠者が内部で機器を破壊したり書類が宙を舞う姿をテレビで見て衝撃をけたことを今でも思い出します。実に衝撃的な事件でした。
成田空港を巡っては、熾烈な反対運動が長期にわたって続き、その中で多数の死傷者も出て、振り返ると、あの闘争は何だったのかと今でもよくわからないものがあります。歴史として、きちんと検証すべきものと思われ、大変な作業になりますが、誰かがやらねばならないのでしょう。
今や、かつての熾烈な闘争が歴史の彼方へと遠くなるような状態の中、あの管制塔も撤去されるのだなと、なんとも言えない感慨を覚えました。