<福井・中2自殺>学校全体の情報共有不十分…調査委が指弾

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171016-00000060-mai-soci

福井県池田町の町立池田中学校で今年3月に2年の男子生徒(当時14歳)が自殺した問題で、町教委の委託を受けて報告書をまとめた事故等調査委員会は、担任、副担任の行き過ぎた叱責だけでなく、学校全体の情報共有が不十分だったことも厳しく指弾した。

調査委は報告書で「問題があった場合は上司に報告し、教員同士で協議する勇気を持たねばならない」と指摘。スクールカウンセラーなど専門の異なるスタッフが参画する「チーム学校」の取り組みを求めた。

私も、かつて「役人」をやっていたことがあり、役人の意識というのはある程度わかるのですが、他人のやっていることに関わらない、他で何かあっても見て見ぬ振り、といった「役人カルチャー」のようなものを感じます。日本の組織に根強くある特徴で、役人に限らないかもしれません。
そうであるからこそ、その狭間でこういった悲劇の置き得ると言え、記事で紹介されている報告書にある、個々の勇気に期待する程度で済ますのではなく、何か問題があった場合に、人やセクションの垣根を越えて問題解決へ向けてアクティブに動けるような、そういう仕組み作りが必要でしょう。