宝塚歌劇団の団員急死、長時間労働を認める 調査報告書を公表（毎日新聞） - Yahoo!ニュース
宝塚歌劇団（兵庫県宝塚市）の劇団員の女性（25）が9月末に急死した問題で、歌劇団は14日、外部の弁護士らによる調査チームの報告書を公表し、長時間労働を強いる環境があったと認めた。
私も検察庁にいた当時に経験がありますが、余裕がない状態で、休みもなく働いていると、皆の疲労が蓄積し、人間関係もギスギスしたものになり、とかく視野も狭くなり判断力も低下して、職場が荒れがちになります。そういう状態は、弱い部分にしわ寄せが行きがちですから、しわ寄せが行ったところで悲劇的なことが起きかねません。
そうならないように、組織運営者が、組織を適切に運営し、行き過ぎや問題行動はきちんと把握して、適切な対応を打ち出していくべきで、宝塚歌劇団は、そういったことができていなかったのでしょう。そこが、遺族側が安全配慮義務違反と指摘しているところではないかと思います。
ここで、一旦、ウミを出し切って、新たに再出発する必要があるでしょう。
