SIMロック、来夏めど解除=次期アイフォーン、乗り換え自由に

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141028-00000089-jij-pol

総務省は、携帯電話会社が販売したスマートフォンなどの端末を他社回線で使えないように制限する「SIMロック」について、2015年夏をめどに原則解除するよう携帯各社に求めることで最終調整に入った。
端末購入から一定期間を経過すれば、希望する利用者は使い慣れた端末のまま携帯会社を変更できるようになる。

私は、海外でも使用することを考えて、先日購入したiPhone6Plusはsimフリー版をアップルオンラインストアで購入し、早速、その直後に海外で現地のキャリアのsimカードが使えて便利でしたが、そういう使い方ができるのであれば、国内ではsimロックがかかっていても特に困らないと考えています。iPadの場合、キャリア版で買ってもsimロックがかかっているのは国内だけで海外ではsimフリーで使えるので、その後に購入したiPadAirは、au版にしました。
simロックが解除できるようになっても、縛りをかけられつつも一定の割引など有利な条件で使えるメリットには大きなものがあり、ロックを解除して他のキャリアに乗り換えという動きが大きく出てくるとは考えにくいものがありますが、中古で白ロム機を購入したり人にあげたり、といった際にはロック解除ができたほうが格段に便利になりますし、キャリアを乗り換えた後にも従来機種を使い続けたいという需要は常にありますから、利用者にとって、上記の記事にあるような状況になることで、利便性は確実に高まるでしょう。
従来は、simフリー機を通販や店舗で販売するビジネスが、私のような物好き(?)などを対象に成り立っていましたが、simロック解除が原則になれば、その辺は打撃を受けることになりそうです。そういったところで、早々と予約を入れたり、価格が高いとか下がったなどと一喜一憂していた私としては、ちょっと寂しくなる気はします。