ASKA被告「二度と同じあやまちしない」 談話全文

http://www.asahi.com/articles/ASG735VYGG73UTIL04B.html

私は二度と同じあやまちをしないと決意しています。
その決意をさらに強くしていくために、私は裁判まで医師の指導を受けます。

薬物事件は、再犯率がかなり高い犯罪の1つで、前科がなく執行猶予付きの判決を宣告された(通常の、多量には及ばない所持、自己使用という事件では執行猶予が付くのが普通です)人の、半数程度が再犯に及び服役しているのが実態です。薬物依存は、それが進んでいるほど、その快感を身体で、脳で強烈に覚えているが故になかなか脱却しがたいものでであるということを、検察庁当時から、そうした多数の被疑者、被告人を見てきた私としても痛感します。
適切な治療を受けることも大切ですが、従来の生活環境を、薬物に依存しない、できないように徹底的に見直し、「薬物」につながるような人間関係を絶ち、生活のバランスが崩れて再び薬物に手を出さないように、バランスを保った生活をするよう、細心の注意が必要だと思います。それはこの被告人にも言えることでしょう。
立ち直り、再び歌で人々に夢や希望が与えられるよう、頑張ってほしいものです。