http://www.tbs.co.jp/kurokouchi/
今夜が最終回で、観終わってこのエントリーを書いてますが、おもしろかった、というのが率直な感想でした。
私は、2009年以降、TBSに依頼されて、「スマイル」「運命の人」の法律監修をやっていて、今回も、当時のスタッフから依頼があり、リーガルアドバイザーということで台本を読みながらいろいろとアドバイスをしました。細かい点を含め、私のアドバイスが反映されたところもあって、よりリアルなドラマになるために多少なりともお役には立てているのではないかと思います。
時々、こういった法律監修やそれに類する仕事を依頼されるのですが、この「クロコーチ」は、台本を読んでいて、特に、次が読みたい、どうなるのかと思わせられる、わくわく感がある作品でした。権力というものの持つ怖さや不気味さ、善と悪のわかりにくさや境目の不分明さ、社会の奥深くで様々なものが隠ぺいされている中で生きている我々、といったものがリアルに描かれていて、初回から最終回まで、飽きることなく観ることができました（台本を読んでいてストーリーがわかっていたにもかかわらず）。
御覧いただいた視聴者の皆様には、スタッフ（？）の端くれとして御礼申し上げます。ありがとうございました。
