9月の携帯契約、ドコモは過去最悪の純減6万超 iPhone参入も品薄で逆効果に

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131007-00000535-san-bus_all

9月20日に初めて発売した米アップル社製スマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5s」と「5c」が品薄で調達台数が限られ、冬春モデル発表を前に既存スマホの買い控えも響いた。

市場調査会社などによると、アイフォーン販売で先行するKDDIソフトバンクモバイルは、新モデルの在庫不足を「5c」と基本性能が同じ旧モデル「5」の在庫で補ったため、「5」を持たないドコモは「“弾切れ”の影響が直接響いた」(同社幹部)としている。

かつてはエリアの広さやつながりやすさで高く評価されていたドコモでしたが、他社もサービス内容が向上し、かつてほどのドコモの優位性はなくなっていますし、一旦、特定の通信キャリアを使い始めれば、そこに慣れてもきます。ドコモがiPhone販売に乗り出すのが、やはり遅きに失したのは間違いないでしょう。iPhone5s・5c発売後の、マスコミによる調査結果でも、ドコモ版は他のキャリアに比べLTEの速度が今一つ、パケ詰りも目立つ、という記事が出ていて、そういった事情もあって、上記の記事にあるような現状になっているのではないかと推測されます。
さらに、従来、android端末を猛烈に推して売ってきたドコモとして、iPhoneを売るようになることで、両者をどのようにバランス良く売るか、という、他のキャリアが直面してきた問題に直面することにもなり、当面、様々な試行錯誤は避けて通れないでしょう。
徐々に良くはなってくると思われますが、利用者がどこまでついてきてくれるか、なかなか厳しいものはあると感じます。