上司が友達申請・いいね強要…「ソーハラ」増加

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130110-00000925-yom-soci

特に実名利用が原則のフェイスブック(FB)などでは、職場の上司から「友達申請」されたり、投稿への反応を迫られたりすることにストレスを感じる人も多い。専門家は「仕事とプライベートを分け、相手との距離感を正しく認識して」と呼びかけている。

こういったネットを通じたコミュニケーションは、距離の置き方、というのが難しいものですが、慣れていない人(中年以降になってから始めた人は特に)は、そのような距離感がつかめず接近しすぎて失敗する、という例が多いようです。
最近、始めていて、まだ要領がつかめていない人は、こうしたSNSの世界にはその世界特有の人間関係というものがあって、そこに、同僚だから、上司だから、ということで入って行くことは、基本的にとても嫌がられるものだ、ということを認識すべきでしょう。給湯室で女性社員が気楽におしゃべりしている、その仲間に入れてくれと、あなたはその人たちに言いますか?ということを考えるだけで、この感覚は何となくでも理解できると思います。
日本のカルチャーに根ざしていないフェイスブックが、日本のカルチャーの中で起こす軋轢、という見方もできるでしょう。やはり、いかにグローバルなものが伸びても、ドメスティックなSNSというものが必要とされる、ということです。