鳴り止まぬiPhone NYフィル演奏妨害に男性平謝り、2日間眠れず

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/120114/ent12011411410008-n1.htm

使い始めたばかりのiPhone(アイフォーン)をマナーモードに設定していたが、演奏中に目覚まし時計機能のアラーム音が鳴り始めた。
指揮者アラン・ギルバート氏は演奏を中断。男性が周囲の聴衆にならい、携帯を触ったところ会場に響いていた音も止まったが、自分の携帯が原因だったことは帰宅時になって分かったという。

マリンバの音が鳴り響いた、とのことで、使っていなかったiPhoneのアラームを見てみると、デフォルトの着信音がマリンバなんですね。左上側面のスイッチでマナーモードにしておいても、アラーム音は鳴り、その下にある音量コントローラーで音量を最小にしておいても、アラーム音は微かに鳴るので、静粛を求められるような場所では、iPhoneのアラームは完全にオフにしておかないと危険でしょう。
記事に出る人の場合、iPhoneを使い始めたばかりであったということですが、まずい場所で携帯やスマートフォンが鳴り始めた際に、もしや自分では、と思って、素早く取り出して確認する、というのは、必要なスキル(というほどのものではないかもしれませんが)ではないかという気がします。自分のiPhoneが原因であったことが帰宅時にわかるというのは、かなりまずいという印象を受けます。
とは言え、こういったレベルの人が、続々とスマートフォンを持つようになっているのが現状で、コンサートなど静粛に何かを鑑賞するような場での、こういった事故への対策は、今後、ますます頭の痛い問題になることは確実でしょう。事前に預ける仕組みにするにも、預かる手間や保管場所に困ると思われ、開始前に、主催者が会場で呼びかけ、持っているスマートフォン等を一斉に取り出させて電源をオフにする、といった手順でも厳重に踏まないと駄目かもしれません。