ライブドア、Facebookアカウントで参加する「非匿名」大型掲示板「ANKER」

http://ct.business.nifty.com/articles/737.html

従来の匿名掲示板と異なり、利用者の身元や交友関係を確認できるのが特徴。
またライブドアによると、Twitterに比べ目的を持った意見を投稿しやすく、かつブログほどの労力を必要とせず利用できるという。同社はこれを「つぶやき以上、ブログ未満」と表現している。
投稿内容の価値を上げる仕組みとして、アンカーを投稿する際は、関連するWebページからテキストや画像、動画を引用したうえで、投稿するルールを設けている。外部の情報へのリンクを設けることで、投稿内容の価値や信頼性を高める狙い。
さらに継続して活発な利用を促すため、「Facebook」の「いいね!(Like)」やシェアによってトピックやアンカーを評価する方法も採り入れた。これらの評価をもとに利用者が「級位・段位(レベル)」「称号」「ランキング」などを取得できるゲーム性を加えている。Facebookで情報の拡散が図れると同時に、利用者が評価を競って楽しめるようになっている。

インターネット掲示板といえば、匿名の人々が不気味に集い口々に誹謗中傷、悪口雑言を吐き散らしている、得体の知れない場、というイメージが持たれがちで、実際に、そうなっているケースが少なくないのですが、上記のような掲示板の在り方は、今後の、新たな道として注目されるように思います。つぶやき以上、ブログ未満、という位置づけにおもしろさを感じますが、確かに、そのあたりで書いてみたい人、書いてみたい場合というものはあるもので、従来、匿名掲示板から遠ざかっていたような人々の大きな受け皿になる可能性もあるでしょう。外部情報へのリンクを設けて、という方法も、情報の信頼性を検証する手段を明示することで、掲示板の投稿の流れが暴走することなどを防ぐ効果が期待できそうです。
うまく、着実に伸びてほしいサービス、という気がします。