ミクシィが2ちゃんねる化!無責任に“言いたい放題” 京教大レイプ事件、今も続く被害者中傷

http://www.zakzak.co.jp/top/200906/t2009061901_all.html 

ミクシィでは他にも身元の特定できない複数ユーザーが不適切な投稿を行っているほか、一部の非公開コミュニティーでは、被害者や被害者の交際相手が特定できる書き込みが行われているという情報もある。また、高校生を中心に1000万人以上が登録するSNS「モバゲータウン」でも、加害者を擁護するような投稿が相次いでいる。
「会員制」と銘打ちながら、実際には匿名に近い形で投稿でき、しかも多数の人間が閲覧できるという状況は、匿名掲示板「2ちゃんねる」とほとんど変わらない。

以前にもコメントしたことがありますが、この種のコミュニティ系のサービス、特に、多数の利用者が様々な情報を発信するサービスでは、必ず、一定の違法、不当な行為が出現するもので、それを根絶するのは無理であり、その意味では、常に「「非健全」なサービスであり続けるしかないという宿命があります。そういった非健全さを、いかに押さえ込んで行くか、というのが、サービス提供者に課せられた永遠の課題であり、この記事は、そういった本質がわかっていないという点で、よくあるパターンと言えばパターンの記事ですが、私たちは健全ですよ、とか、健全というお墨付きをもらっています、などと喧伝するのも、欺瞞的なことです。
この種の問題について、もっと冷静に、利権等を抜きに考え、それぞれの立場で何ができ、何をすべきかといったことをきちんと整理すべき時期に来ているのかもしれません。