熱中症で没収試合 高校野球広島大会で8人搬送

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110709/dst11070921100020-n1.htm

9日は午前10時からの開会式に続いて1回戦2試合があった。消防によると、昼ごろから119番が相次いだ。
さらに、第2試合の井口−広島工大高戦では、7−7で延長13回を終了したところで広島工大高の選手数人が足のけいれんなどで出場できなくなり、没収試合で広島工大高が敗戦となった。

死者や重傷者が出なかったことが不幸中の幸いでしたが、気温が上昇し、選手の健康状態に危険が及ぶような状態になった際に、試合を中断するとか中止する、といった措置を講じられるようになっているのでしょうか。夏は暑いのが当たり前、暑さに負けて倒れるのは鍛錬不足、といった認識では、重大な結果が生じた場合、主催者側が民事、刑事の法的責任を追及される、ということにもつながりかねないでしょう。こういった事態を教訓として、十分な熱中症対策を講じ、選手の生命、身体に危険が及ばないよう、十分注意してもらいたいと思います。