“REGZA”ブランドのAndroid 3.0搭載タブレット──「REGZA Tablet」

http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1104/20/news022.html

ラバー仕上げの背面パネルを外し、バッテリーの交換も可能とする。
独自の差異化技術として、屋外でもメリハリのあるあざやかな映像に自動調整する「Adaptive Display」、REGZAの高画質化技術をベースにした映像高画質化技術「レゾリューションプラス」、スピーカーの特性に合わせて音質を調整する「オーディオエンハンサー」や「ノイズイコライザー」、臨場感のあるサウンドに補正する「SRS Premium Voice Pro」などを搭載する。

搭載アプリケーションは、REGZAシリーズやdynabookシリーズと連携する「レグザAppコネクト」(タッチリモコン機能)や「RZタグラー」(録画番組の頭出し情報をユーザー間で共有)、予測変換・学習・手書き入力対応の日本語入力システム「FSKAREN」、Office互換アプリケーション「ThinkFree Mobile Office」、リモートロック・データ消去・リモートバックアップ・位置追跡機能などを備えるセキュリティサービス「McAfee WaveSecure for Android Tablet」、東芝が新たに開始する電子書籍ストア“ブックプレイス”対応の「ブックプレイスリーダー(音声読み上げ対応)」など。

既存の同種タブレットとしては、Motorola Xoomに似ている印象を受けますが、上記の通り、映像、音響面の機能が既存のものより充実しているようであり、また、アプリでも、他の東芝製品と連携できるものを備えるなど、なかなか意欲的なものを感じます。スマートフォンタブレットにおけるセキュリティの問題が、最近、注目されていますが、そういった中で、McAfeeのアプリを標準で搭載するというのも時宜を得て適切と言えるでしょう。電子書籍で読める書籍数が多くはないのが気になりますが、タブレットの活用法の1つに電子書籍があるのは事実で、そういった機能に配慮していることは評価してよいと思います。
どこまでの完成度が出ているのか、発売が待たれますね。