地下鉄大江戸線は東京都の防災ネットワーク上、重要拠点である

http://journal.mycom.co.jp/series/trivia/090/

この深さを走るために、大江戸線は特に耐震性、耐火性を高くしているという。また、地図を見ると、沿線には避難所として使える大公園が10以上、国立国際医療センター東京女子医大病院東京大学附属病院、国立がんセンター中央病院などの医療機関も多い。臨海部と内陸部を結ぶため、輸送船からの物資の輸送中継にも役立つと思われる。
救護救命活動に当たる自衛隊も市ヶ谷駐屯地が最寄りのほか、練馬、朝霞駐屯地からもアクセスしやすい。実際に2000年には災害演習の一環として、練馬駐屯地の200名の自衛隊員が大江戸線の移動訓練を実施した。また、2006年の演習では朝霞駐屯地を出発した自衛隊員が大江戸線3両を貸しきって訓練を実施したという。

私は、あの深さを走る大江戸線から、災害時にどうやって逃げるのだろう、といった、ネガティブなことしか考えていませんでしたが、むしろ、記事で紹介されているように、防災の要になり、いざというときにはフル稼働することが期待されているというわけですね。
東京が、そういった修羅場にならないことを祈るばかりですが、万が一の際、大江戸線が活用されることになっているということは、頭の片隅に置いておいて損はないでしょう。