Bing、「意図的」検索シェアで米ヤフーを抜く--ニールセン調査

http://japan.cnet.com/news/service/story/0,3800104747,20420049,00.htm

Nielsenによると、検索ボックスに入力されたクエリの実行回数のみを反映した占有率で、Bingは13.9%となり、Yahooの13.1%をわずかに上回ったという。Googleは依然として独占的な市場リーダーで、検索市場の約65%を占めている。
この1年間で、Yahooはシェアを2.9ポイント落とす一方、Bingは3.2ポイント増やしている。Googleは前年からほとんど変化していない。そしてもちろん、MicrosoftとYahooの検索に関する提携が2010年8月より実施されたため、米国では現在BingがYahooに検索結果を提供している。

世界的には、上記のように、グーグル検索が圧倒的に利用されていますが、日本では、ヤフー検索が依然として優位に立っていて、「ガラパゴス」現象は検索の世界でも現れている状況ですね。日本におけるヤフーは、惰性で使われている傾向が強いと思われますが、スマートフォンの利用が今後もさらに進み、PCとの連携がますます重視されれば、ヤフーはノイズ化して行くことになると予想され、日本でも、ノイズ排除、という流れの中、検索以外のサービスも含め、ヤフーのシェアは次第に低下するでしょう。
一時、騒がれれていたように、将来的には、MSNに統合されて行くという可能性も高いのではないかと思います。