検察官らが法律出前授業 法務省 今秋から小中高校へ

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009072502000064.html

市民が刑事手続きに参加する裁判員裁判が八月から各地で始まる。未来の裁判員として子どものうちに司法への関心を深めてもらいたい意向だ。

と言いつつも、子どものうちから、「検察ストーリー」に従順に乗ってくる大人になるよう、巧妙に刷り込んでおこうという深謀遠慮かもしれませんね。一種の「トロイの木馬」のようなものかもしれず、無邪気に受け入れて良いかどうか、学校側でも慎重に検討すべきかもしれません。
検察に誤りはない、国策捜査などするはずがない、検察は常に正義だ、そういうことがあると言う被告人や弁護士など信用できない、という法務・検察ファン、法務・検察シンパの人間が増えれば増えるほど、刑事裁判は、確かに検察ペースで進められるでしょう。しかし、そうは問屋が卸すか、という問題も一方ではありそうです。