沖縄県警、時効誤り逮捕 強制わいせつ容疑

http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009031801001043.html

強制わいせつ罪は当時、法定の最高刑が懲役7年で公訴時効は5年後の昨年8月だったが、05年施行の刑法改正で最高刑は懲役10年となり、時効も7年に延びた。担当の検察官が11日、延長された時効を誤って適用していることに気付き、即日釈放した。
事件を捜査した宜野湾署は十数回にわたって逮捕状を更新し、本来の公訴時効が成立した後の今年1月にも再度取得。その際に捜査員らは時効を確認したが、改正法が適用されると勘違いしていたという。逮捕後の拘置請求手続きでも、時効成立は見逃されていた。

この種の公訴時効に絡む不祥事は時々起きますが、面倒がらずに、必要な都度、法文にあたりチェックして確認する、ということを励行するしかないですね。
こういった過誤を発見した人には、一種の「ビンゴ」の感覚で報奨金でも出す、という仕組みにすると、励みにになり、過誤がより早期に発見されやすくなるかもしれません。
何事でもそうですが、基本に忠実に、ということを改めて認識させられるニュースです。