遠隔監視自販機「対面販売でない」=DVD業者の有罪確定へ−最高裁

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090309-00000073-jij-soci

上告審では竹崎長官が審理に加わり、裁判長を務めた。最高裁長官は15人の裁判官全員で構成する大法廷で裁判長を務めるが、裁判官5人の小法廷には加わらない慣行となっており、参加は極めて異例。

私は、この事件の主任弁護人として、今日の判決宣告に立ち会いましたが、判決については、極めて残念かつ大いに不満、ということで、それ以上のコメントは差し控えます。なぜ、長官がわざわざお出ましになったのかも、よくわかりません。
最高裁の法廷の当事者席に座るのは初めてでしたが、その前に、弁護人控室に立ち寄ったところ、裁判所の中によくある、粗末な、汚い壁にひびが沢山入っているような控室ではなく、立派な、おそらく革張りの大きな椅子がずらっと並んでいる、かなりゴージャスな部屋で、驚きました。
判決宣告は、ごく短時間でしたが、いつも見ている法廷の光景とはかなり異なり、現実の法廷にいるというよりは、夢の中の法廷にいるようで、判決が残念な結果に終わっただけに、記憶に残るものになったように思います。ただ、良い経験になったのは事実でした。