わいせつ高裁判事「罷免相当」 高速バスで痴漢

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090306/trl0903061800006-n1.htm

福岡高裁によると、一木判事は2月27日の保釈後、同高裁の平田豊事務局長と福岡市内で2度面会。起訴状の内容を認めて「被害者の心に大きな傷を与えてしまい、深く反省している。司法への信頼を損ねたことは非常に申し訳ない」と述べたという。

犯罪の内容に照らし、罷免は動かし難いでしょうね。児童買春、ストーカー、準強制わいせつと性犯罪が続いていますが、強姦のように、暴行、脅迫に及んで強烈に犯すタイプではなく、児童相手だったり、上司でありながらメールを悪用し匿名で陰湿に行ったり、高速バス内で相手の抗拒不能に乗じたりと、何となく、ねちねち、じめじめ、陰湿、といった印象を受けます。
裁判官というのは、我々のような凡人には及びもつかない、優秀で倫理観も高い人々であるはずで、それにもかかわらず、こういった犯罪に手を染める人が、それもベテラン裁判官によるものが続くということについては、最高裁としても、裁判員制度に関する研究と同程度かそれ以上に、きちんと分析、検証すべきでしょう。
「裁判官犯罪の研究」といったテーマで、優秀な裁判官に研究してもらって、その結果をまとめる、ということもあってもよさそうです。