http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090215-00000553-san-soci
有働さんは18年に退官後、がんが見つかり、病床にあった。「逆転ですよ」。当時の部下から判決を知らされると、何度も大きくうなずいていたという。
ホシを追い続けた37年間の刑事人生だった。
先日、
- 作者: 田宮榮一
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2009/01/27
- メディア: 単行本
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を購入し、おもしろくてすぐに読んでしまいましたが、こういった立場にあると、気を使い神経を使いで、大変だろうなと思いました。有働氏の場合、ルーシーブラックマンさん事件の捜査にも関与していたということですから、ああいった難事件の捜査指揮は、かなり身体には悪かっただろうなと、多少はそういった世界の経験がある私にも、実感としてよくわかる気がします。
警察官には、激務のせいか、在職中や、退職後に程なく亡くなるという例が少なくないという印象があります。激務の中でも健康管理に注意する必要はあると思いますし、健康を損ね早く亡くなることは自身の捜査経験を後輩に伝えられないことになり大きな損失にもなる、という意識を持つ必要もあるのではないかと思います。
とはいえ、早すぎる死が惜しまれ、ご冥福をお祈りします。