一般手紙類の物色跡なし=直近年賀状だけ消える−世田谷一家殺害7年・警視庁

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2007122900178

事件は30日で発生から丸7年を迎え、捜査本部は恨みと金目当てを視野に幅広く捜査している。

こう言ってしまえば耳ざわりは良いですが、要するに、7年たっても、恨みとも、金目当てとも絞れず、結果も出せないまま、無為に捜査が続いている、ということでしょう。このままでは、本ブログの「時効警察」のカテゴリに入りかねません。
本ブログの「時効警察」カテゴリを見ていただければわかるように、今年も、全国各地で次々と、重大殺傷事件等で公訴時効が成立しています。治安情勢は、犯罪発生件数とか検挙率だけで推し量れるものではなく、特に、重大殺傷事件について次々と時効が成立しているようでは、人々の規範意識の低下、犯罪抑止力の低下、重大殺傷事件の増加、といった悪循環すら招きかねず、憂慮すべき事態と言えるように思います。
今年も間もなく終わりますが、来年こそ、刑事警察が奮起し、世田谷一家殺害事件を含む難事件を解決して、国民が安心して暮らせるようにしてもらうことを強く願いたい気持ちです。