マスコミに報復してやろうか=厚労行革懇の会合で−奥田座長

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081112-00000198-jij-pol

12日に首相官邸で開かれた会合で、厚労省に関するテレビなどの報道について、「朝から晩まで年金や保険のことで厚労省たたきをやっている。あれだけたたかれるのは異常な話。正直言ってマスコミに報復してやろうか。スポンサーでも降りてやろうかと」と発言した。
奥田座長は「ああいう番組に出てくるスポンサーは大きな会社ではない。地方の中小とかパチンコとか」とも述べた。

今、この男が目の前にいたら、車が売れているくらいでいい気になるな、その車ですら、売れなくなっていることを認識しろ、と言ってやりたいですね。
マスコミの在り方は在り方として、批判すべき点は率直に批判すべきですが、「スポンサーを降りてマスコミに報復」という発想自体、業績の良さにおごっているとしか言いようがないでしょう。降りたければ降りれば良いと思いますが、世界的に車が売れなくなっている中、トヨタ車だけが売れ続けるなどということが起きるはずもなく、簡単に降りられるはずもないでしょう。
こういった発言がいかに自らの会社の評価を下げ、失笑をかうかということを、軽口をたたくまえに少しは考えたほうが良いと思いますけどね。