タイ航空の客室乗務員を逮捕 大麻620グラム密輸で

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081024/crm0810241028005-n1.htm

客室乗務員が大麻の密輸で捕まるのは極めて異例。同被告は8月末、成田空港で抜き打ちの検査を受け、制服のズボンのポケット4カ所から大麻入りの袋5つが見つかった。乗客の税関検査よりも手薄なチェック体制を突いた犯行とみられ、県警などは、暴力団と組んで密輸を繰り返していた疑いもあるとみて追及している。

私が、千葉地検刑事部の麻薬係検事であったのは、平成12年(2000年)4月から同年8月まででしたが、その当時、外国の航空会社の客室乗務員が大麻を密輸した、という事件を取り扱ったことがありました。極めて異例ではありますが、この種の事件は時々検挙されていて、税関当局もそういった事情は当然わかっていますから、安易になめてかからないほうが良いでしょう。