「出会い喫茶」売春あっせん容疑、さいたまで初摘発

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081006-OYT1T00076.htm?from=navr

出会い喫茶は、客として来店する女性と店の間に雇用関係がないため、摘発が難しかったが、同店では、女性に「待機料」を支給。県警は、雇用関係に準ずる実態があったなどとして、同法の適用に踏み切った。

テレビで見たシステムでは、女性が思い思いに店内でたむろしているところを、入店した男性客(料金を支払う)が物色し、気に入った女性がいると指名し連れ出す、という流れになっているようです。
連れ出した後について店は関知しません、で済んでいれば売春の周旋にはなりませんが、立件にまで至っているところを見ると、連れ出し後に対価を得て売春行為を繰り返すことが常態化し、店側もそのような実態を熟知した上で営業を続けていた、と判断されたのでしょう。昔(かなり昔ですが)、「夕暮れ族」という愛人バンクがあり、一時はマスコミにもかなり露出して世間の注目を集めていましたが、やっているうちに不特定多数を対象とした売春の周旋になってしまったようで、買春防止法違反で立件され関係者が有罪判決を受けた、ということがありました。やや、その件に似た経過をたどっているような印象を受けました。