戦後63年、沖縄で追悼式へ 激戦の地、20万人を追悼

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008062301000082.html

最後の激戦地となった沖縄県糸満市摩文仁にある平和祈念公園で、参列者は正午に黙とうし、祭壇に献花。福田首相は軍民合わせて20万人以上が犠牲となった地上戦の惨禍に触れ「豊かな県民生活の実現と基地負担の軽減に向け、地元の切実な声に耳を傾けながら全力で取り組む」とあいさつ。

以前、沖縄へ行った際、レンタカーに乗り、上記の平和祈念公園ひめゆりの塔など、激戦の跡をたどりつつ見て回りましたが、自分が車を運転し走っているこの地を、多くの沖縄県民、日本軍将兵が、飢えや恐怖にさいなまれながらさまよい歩き戦火に倒れたことを思い、身が引き締まる思いがしたことが思い出されます。平和祈念公園あたりから見た海が、とてもきれいで、歴史の中にある悲惨な沖縄戦との一種の違和感のようなものを感じつつも、この美しく静かな沖縄が、本来の沖縄の姿なのだと思わずにはいられませんでした。
沖縄戦から多くを学ぶ必要性を改めて強く感じつつ、戦陣に散り戦火に倒れた方々のご冥福をお祈りしたいと思います。