「録音・録画」巡り議論、鹿児島で冤罪問題シンポ

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080406STXKG028205042008.html

ジャーナリストの鳥越俊太郎さんは「取り調べの正確性や公平性を担保するため、全面的な可視化が必要」と強調。一方で、元検事の土本武司白鴎大法科大学院長は「取り調べのすべてを録音や録画で記録すると膨大な量になる上、容疑者が真実を話しにくくなる」と反対意見を述べた。

「記録量が膨大になる」という反対論は、昔々、ビデオテープ程度しか記録媒体がなかった時代は幅をきかせていましたが、今やこれだけITが発達し、家庭ですら長時間の番組録画が可能な時代ですから、もはや反対論の根拠にはなり得ないと思います。
土本先生も、そういったITの目覚しい発達程度は頭に入れてシンポに出ないと、骨董品のお荷物扱いされかねないでしょう。いつまでも「昔の名前で出ています」では通用しなくなる日が来る、既に来ているかもしれない、ということを、誰かが教えてあげたほうが良いかもしれません。