父さんいなくても学校がんばります 突き落とし被害者長女

http://www.asahi.com/national/update/0329/OSK200803290001.html

「とうさんへ いつもおしごとがんばってくれてありがとう でも、じこにあって つらいめにあったとおもうけど みんなとうさんをしんぱいしていて わたしは学校からかえってきて とうさんがしんだときいて とてもかなしくなりました。でも とうさんがいなくても学校はがんばります」
JR岡山駅で18歳の少年にホームから突き落とされて亡くなった岡山県職員の假谷(かりや)国明さん(38)の葬儀が28日、岡山県倉敷市の斎場で営まれた。出棺前、父親の要さん(70)は「このような事件が二度と起きないように」と、假谷さんの小学1年の長女の手紙を報道陣の方に向かって読み上げた。

お気の毒としか言いようがありませんが、周囲の人々がご遺族を支援し、この悲劇を乗り越えて生活できるように、是非していただきたいと強く思います。
犯罪被害者に対する支援、給付金の支給等は、徐々に改善されていますが、より強化して、特に被害者死亡の事案にあっては、残された遺族が生活に困窮したり、遺児の進学に支障を来たしたりしないように、年金を支給したり教育資金を給付する、といった手厚いものにする必要性を感じます。
犯罪を100パーセント防止することは、残念ながら不可能ですが、起きてしまった犯罪被害について、社会が温かい、手厚い手を差し伸べる、単に言葉だけで済ませるのではなく、経済的な支援など「目に見える」形で支援する、ということが重要でしょう。