https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180703-00010004-nishinpc-soci
資料館の遺品は小中学校の平和教育の資料としても貸し出してきたが年々劣化。遺族会でガラスケースを購入し遺品を保護する案も出たものの費用をまかなえず、実現できていない。追悼式で臼井会長は「資料館の遺品は老朽化し、管理も難しくなるばかり。戦争の惨禍を後世に伝えるため、管理について抜本的な改革を目指す」と述べた。背景には「戦争の被害者はみな国のために亡くなった。浦頭引揚記念資料館のように空襲の被害者にも行政の支援があるべきだ」という思いがある。
戦争を知らない世代が増え、遺族会の後継者は見つからない。
戦後70年余りが経過し、遺品などの「物」はどうしても劣化しますし、保存や管理にはお金も人手もかかります。全てを保存できるのが最も望ましいことですが、現実問題として難しいことも少なくないでしょう。
現実的な方法としては、リアルで残すものを絞り込み、それ以外の物は、画像で残して、それをインターネット上で一覧できるように(説明もつけて)することもあると思います。作業には一定のお金がかかりますが、一旦、作り上げてしまえば、後はインターネットの保守管理等で済み、多数の物を保存、管理するよりははるかに安く済みますし、インターネット上で公開することで、広く様々な人に見てもらうことも可能です。デジタル保存した物は、きちんと供養しながら徐々に処分していくことにな理ますが、画像で長く残ることで、遺志は生かされることでしょう。
そういうことも検討が必要なのではないかと、記事を読み感じました。