異例「妻も収賄」 高級クラブ、ブランド品…常軌逸した「おねだり妻」

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071128/crm0711281614031-n1.htm

私の場合、しがない弁護士になって、いまひとつ鳴かず飛ばずの状態なので、結果的にあまり役立っていませんが(役立っているのは本ブログ作成くらいかもしれません)、検察庁にいたころから、事件関係の資料を読んだり昔の著名事件に関する本を読んだりするのは好きなほうで、贈収賄事件についても、一般的な弁護士よりはよく知っているほうではないかと思います。その私が思い起こしてみても、公務員と一緒になって接待を受けていた、ということで立件された家族、というのは、見聞きしたことがなく、もしかしたら、明治後における日本の近代裁判史上、初のケースかもしれません。江戸時代までに、そういう例があったという話も聞かないので、日本始まって以来、初のケースという可能性もあるでしょう。
非公務員が公務員と一緒に接待を受け、身分なき共犯にまでなる、というのは、よほどの度はずれた接待を受けている、という可能性が高いと思います。
その意味で、日本の贈収賄事件史上に、新たな1ページを書き加えた、悪い意味で画期的な人物、ということになる可能性があります。>おねだり妻

違法性認識…前次官の妻“おねだり女帝”立件も “身分なき共犯”として放置できない
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20071123#1195799227