女性記者側「強姦ととらえている」自殺の部長告訴も

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_11/t2007110201_all.html

同社は、わいせつ行為のあった当日の女性記者の行動について「部長に携帯電話で呼び出され、行き先を告げられないまま車でホテルに連れ込まれた。女性記者は『取材先との関係を悪くしたくない』と思い、強く反抗できなかったと聞いています」と話している。

今年初めから、市内の居酒屋などで同席する2人の姿が何度か目撃されていた。

今後、刑事告訴が出ても、被疑者死亡により不起訴にしかなりませんが、仮に、被疑者が生きていて捜査の対象になったとした場合、なかなか難しい刑事事件になっていた可能性はありそうです。
強姦罪という犯罪が成立するためには、ある程度強度の暴行、脅迫は認定される必要があり、嫌々、渋々応じた、という程度では、民事上の不法行為にはなっても、刑事上の強姦罪が直ちに成立することにはなりません。
それはともかく、加害者は自殺、被害者はPTSDで仕事からの離脱を余儀なくされ、という悲惨な状況になっていて、取材する側もされる側も、記憶にとどめ教訓すべき事件、ということは、やはり言えるように思います。