http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007092800385
メンバーは法相や副大臣、政務官のほか、法務省刑事局、矯正局、保護局の局長、担当課長で構成。鳩山法相は勉強会に関し「速やかに開始したい。いつ結論を出すかは勉強していかないと分からない」と述べ、期限を定めずに研究する考えを示した。
これだけの人々を集めて、大げさな勉強会をやるのであれば、死刑「執行」のあり方、といったことではなく、死刑制度そのものについて勉強したほうが良いと思いますけどね。
死刑制度が存置されている中で、死刑執行が法務大臣の執行指揮に委ねられている以上、自分の個人的な宗教とか信条等により一律に執行指揮を拒否するような、勘違いした人物を法務大臣に任命すべきではなく、任命された後も、「自動」とか「乱数表」などで執行する、といったことはせず、執行指揮にあたっては、必要に応じて自ら記録を精査し、疑問があれば徹底して調査も行って、慎重な上にも慎重を期した上で、執行指揮すべきものはする、という運用を行うしかないでしょう。
この程度のことですら、大げさな勉強会を行わないとわからない(勉強会を行ってもわからない可能性がありますが)法務大臣は、人間としての資格があるかどうかは知りませんが、法務大臣としての資格にはかなり疑問があると思います。
鳩山兄も「軽率だった」 死刑「自動化」、批判相次ぐ
http://www.asahi.com/politics/update/0929/TKY200709290073.html